富之尾村(読み)とみのおむら

日本歴史地名大系 「富之尾村」の解説

富之尾村
とみのおむら

[現在地名]多賀町富之尾

藤瀬ふじせ村の北、犬上川を挟んで楢崎ならさき村の東に位置する。天正一〇年(一五八二)八月二一日の多賀政勝・堀秀政連署状(多賀文書)に「富尾段銭 五十貫文」「富尾宇治米 拾三石五斗」とある。寛永石高帳に富尾村とあり、高三二九石余。天保郷帳では富ノ尾村とあり、高三三五石余。元禄八年大洞弁天寄進帳によれば男一二三・女一五七、寺社方男一〇・女三。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android