富吉町(読み)とみよしちよう

日本歴史地名大系 「富吉町」の解説

富吉町
とみよしちよう

[現在地名]江東区佐賀さが一丁目・永代えいたい一丁目

大川(隅田川)河口に近い町屋。深川富吉ふかがわとみよし町とも称した。北は船手組屋敷、西は相川あいかわ町・熊井くまい町、東はあぶら堀枝川に架かる福島ふくしま橋で北川きたがわ町・中島なかじま町に通じる。南は北川町・正源しようげん寺など。寛永六年(一六二九)成立した深川猟師ふかがわりようし町八ヵ町の一。はじめ開発者福島助十郎の名をとって助十郎町と称した。漁業を免許された代りに御菜肴上納や役船などの諸役を勤めたが、寛文一〇年(一六七〇)より年貢地。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む