富山英明(読み)とみやま ひであき

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「富山英明」の解説

富山英明 とみやま-ひであき

1957- 昭和後期-平成時代のレスリング選手,指導者
昭和32年11月16日生まれ。昭和53年から全日本選手権フリースタイル57kg級で7連覇,アジア大会2連覇(53,57年),世界選手権2連覇(53,54年)と世界のトップとして活躍。59年ロス五輪で金メダル。平成8年アトランタ五輪にコーチとして参加。引退後,母校日大で体育講師,日本レスリング協会強化委員長などをつとめる。茨城県出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の富山英明の言及

【レスリング】より

…第20回ミュンヘン大会(1972)ではフリースタイルで加藤喜代美(52kg級),柳田英明(57kg級)が優勝。その後のオリンピックでも,第21回モントリオール大会(1976)ではフリースタイルで高田裕司(52kg級),伊達治一郎(74kg級)が,第23回ロサンゼルス大会(1984)ではフリースタイルで富山英明(57kg級),グレコローマンスタイルで宮原厚次(52kg級)が優勝,第24回ソウル大会(1988)でもフリースタイルで小林孝至(48kg級),佐藤満(52kg級)が金メダルを獲得して面目を保った。しかし以後,バルセロナ大会(1992),アトランタ大会(1996)においての優勝者はない。…

※「富山英明」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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