富来川南岸断層

共同通信ニュース用語解説 「富来川南岸断層」の解説

富来川南岸断層

石川県志賀町の富来川付近を北東から南西方向に延びており、断層南側が隆起する「逆断層」。主に地形分析から推定されていたが、北陸電力志賀原発を建設する際には存在を否定した。2011年の東日本大震災後、追加で調査を行った結果から「否定できない」と改めた。東洋大の渡辺満久わたなべ・みつひさ教授(変動地形学)は、断層は南西側の海域から志賀原発付近まで延びており「原発周辺の海岸を隆起させた可能性が高い」と指摘している。

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