富田景周(読み)とだ かげちか

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「富田景周」の解説

富田景周 とだ-かげちか

1746-1828 江戸時代中期-後期武士,郷土史家。
延享3年生まれ。加賀金沢藩士。乾(いぬい)荘岳にまなぶ。小松城番,算用場奉行をつとめるかたわら藩史の研究に力をそそぎ,著作は六十余種,350巻にのぼる。文政11年10月20日死去。83歳。字(あざな)は大賚通称は権佐。号は痴竜,攖寧斎。著作に「越登賀三州志」「下学老談」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android