寛寛(読み)カンカン

デジタル大辞泉 「寛寛」の意味・読み・例文・類語

かん‐かん〔クワンクワン〕【寛寛】

[ト・タル][文][形動タリ]ゆったりとしているさま。
加藤は―とお酌をさせながら」〈木下尚江良人の自白

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精選版 日本国語大辞典 「寛寛」の意味・読み・例文・類語

かん‐かんクヮンクヮン【寛寛】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用タリ 〙 おうようなさま。心がゆったりして広いさま。
    1. [初出の実例]「外は寛々(クヮンクヮン)としてゆるりと見へたぞ」(出典:寛永刊本蒙求抄(1529頃)一)

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