寝濃い(読み)ネゴイ

デジタル大辞泉 「寝濃い」の意味・読み・例文・類語

ね‐ご・い【寝濃い】

[形][文]ねご・し[ク]中世近世語》ねぼうである。いぎたない。
しきりにおとづるるに―・い八千代さへ目覚めて」〈浮・一代男・七〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「寝濃い」の意味・読み・例文・類語

ね‐ご・い【寝濃】

  1. 〘 形容詞口語形活用 〙 寝坊である。一度眠ったらなかなか目を覚まさない。いぎたない。〔運歩色葉(1548)〕
    1. [初出の実例]「手を壱つうてば〈略〉何ほどねごひわらうも目をさますなり」(出典:仮名草子・都風俗鑑(1681)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む