寸の間(読み)スンノマ

デジタル大辞泉 「寸の間」の意味・読み・例文・類語

すん‐の‐ま【寸の間】

わずかの空間時間
「用心きびしかりければ、―もなかりけり」〈曽我・五〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「寸の間」の意味・読み・例文・類語

すん【寸】 の 間(ま)

  1. ちょっとの間。わずかの空間や時間。寸間(すんかん)
    1. [初出の実例]「怪しき者あらば堅く咎(とが)むべしなど、用心厳しかりければ、すんのまもなかりけり」(出典曾我物語(南北朝頃)五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む