寸詰(読み)すんづまり

精選版 日本国語大辞典 「寸詰」の意味・読み・例文・類語

すん‐づまり【寸詰】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 寸法が足りないこと。長さが不足していること。また、そのものやそのさま。すんたらず。
    1. [初出の実例]「お玉は、寸づまりのしゃくんだ顔に、つまらなさうな淋しい表情を浮べた」(出典:今年竹(1919‐27)〈里見弴〉茜雲)
    2. 「ヴェトナム語が、早口に、寸づまりの音で、店からも雑踏のなかからも聞こえていた」(出典:北の岬(1966)〈辻邦生〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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