対地接近警報装置(読み)たいちせっきんけいほうそうち(その他表記)ground proximity warning system

知恵蔵 「対地接近警報装置」の解説

対地接近警報装置

高度を下げ過ぎて地上と激突する事故を防ぐための装置。飛行コース上の最低安全飛行高度を設定しておくと、脚下げの着陸態勢をとらずにこの高度に近づいたり、沈下速度が大き過ぎると、音声と警報音で、パイロットに対地接近警報を発する。

(鳥養鶴雄 元日本航空機開発協会常務理事 技術士(航空機部門) / 2007年)

出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報

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