対物鏡(読み)タイブツキョウ

精選版 日本国語大辞典 「対物鏡」の意味・読み・例文・類語

たいぶつ‐きょう‥キャウ【対物鏡】

  1. 〘 名詞 〙 対物レンズのこと。ただし狭義に、大型の天体望遠鏡などで対物レンズにかわって用いられる反射鏡をいう場合もある。
    1. [初出の実例]「第九十図の[丁][戊]は真の物体にして[乙]は物を迎ふる凸鏡なり之を対物鏡と名づけ」(出典:改正増補物理階梯(1876)〈片山淳吉〉中)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android