対生(読み)タイセイ

デジタル大辞泉 「対生」の意味・読み・例文・類語

たい‐せい【対生】

[名](スル)葉が茎の一つの節に2枚向かい合ってつくこと。対生葉序

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「対生」の意味・読み・例文・類語

たい‐せい【対生】

〘名〙 植物の葉序で、茎の一節に葉が二枚向かい合ってつくこと。シソコスモスアジサイハコベなどにみられる。対生葉序。二輪生。〔重訂本草綱目啓蒙(1847)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ) 「対生」の意味・わかりやすい解説

対生
たいせい

2枚の葉が一つの節につく場合、これを対生あるいは対生葉序という。茎の軸を中心にして、節ごとに直交する方向に葉が2葉ずつつくのが普通で、これを十字対生または十字対生葉序という。

[原 襄]


出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「対生」の意味・わかりやすい解説

対生
たいせい

葉序」のページをご覧ください。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android