射付(読み)いつけ

精選版 日本国語大辞典 「射付」の意味・読み・例文・類語

い‐つけ【射付】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 矢を射当てること。
    1. [初出の実例]「鹿(しし)論未落居、二本の矢は射つけの通」(出典浄瑠璃曾我会稽山(1718)一)
  3. いつけ(射付)の節(ふし)」の略。
  4. いつけ(射付)の小的(こまと)」の略。
    1. [初出の実例]「つぐらと云ものの事ねこかきにしてきりきりと巻てこくちを射るもの也。〈略〉是をいつけ共云也」(出典:武家名目抄(19C中か)弓箭部)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む