射据う(読み)いすう

精選版 日本国語大辞典 「射据う」の意味・読み・例文・類語

い‐す・う【射据】

  1. 〘 他動詞 ワ行下二段活用 〙 ( 室町時代頃からヤ行にも活用した ) 矢を射て敵を倒す。弓矢の力で屈伏させる。射伏す。
    1. [初出の実例]「懸寄せては射落し、抜いてかかれば射すへられて」(出典:太平記(14C後)二一)
    2. 「Isuye, uru, eta(イスユル)」(出典日葡辞書(1603‐04))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android