射殺す(読み)いころす

精選版 日本国語大辞典 「射殺す」の意味・読み・例文・類語

い‐ころ・す【射殺】

  1. 〘 他動詞 サ行五(四) 〙 矢を射あてて殺す。
    1. [初出の実例]「鳴声(ねなき)(あや)しき鳥、此の樹の上(すゑ)に在(を)り。射(イコロシ)つ可し」(出典日本書紀(720)神代下(水戸本訓))
    2. 「弭鑓で突殺たと、矢で射殺したとは、矢のかたが手柄は上だとおもふ」(出典:雑兵物語(1683頃)下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android