小久須見村(読み)こぐすみむら

日本歴史地名大系 「小久須見村」の解説

小久須見村
こぐすみむら

[現在地名]八幡町有穂ありほ

吉田よしだ川左岸、歩岐ほき村の上流に位置する。永禄(一五五八―七〇)頃の在地土豪として、遠藤胤俊に属する「久須見 和田仁兵衛」「久須見の内 大坪某」等がいたが(「遠藤家御先祖書」慈恩寺蔵)大久須見おぐすみ(現明方村)をさすか未詳正保郷帳に田方五七石余・畑方八七石余とある。宝暦六年(一七五六)の郡上郡村高覚帳(鈴木文書)では、家数二〇(水呑三)、年貢定米四三石余、御林一。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android