小俣(栃木県)(読み)おまた

日本大百科全書(ニッポニカ) 「小俣(栃木県)」の意味・わかりやすい解説

小俣(栃木県)
おまた

栃木県足利市(あしかがし)西部の一地区で、群馬県桐生(きりゅう)市に接する。JR両毛線が通じ、古くから桐生機業圏の紋織り中心の地域として知られた。従来の輸出織物の絹、人絹織物から名古屋帯地の生産に変わり、最近では、レース製造業が盛んで、ともに全国首位の産地となった。古刹(こさつ)鶏足(けいそく)寺、ニジマス釣りなどが楽しめる小俣フィッシングセンターなどがある。

[村上雅康]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android