小八田村(読み)おばたむら

日本歴史地名大系 「小八田村」の解説

小八田村
おばたむら

丹波国にあった大沢おおざわ庄内郷村。応永三一年(一四二四)一二月二三日の大沢庄内少八田村段銭納状(大覚寺文書)に「岩蔵寺領丹波国大沢庄内少八田村」とみえ、田数一二町五段二五代分として篠村八幡宮段銭一〇貫四〇文を納めている。文安二年(一四四五)九月二四日にも東岩蔵ひがしいわくら(観勝寺、現京都市左京区)真性院領の大沢庄内小八田村から内宮役夫工米六貫二七五文を納め、享徳元年(一四五二)には要脚段銭一二貫五五〇文を納めている(同年「実吉段銭納状」同文書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

排他的経済水域

略称 EEZ。沿岸国が水産資源や海底鉱物資源などについて排他的管轄権を行使しうる水域。領海を越えてこれに接続する区域で,領海基線から 200カイリの範囲をいう。沿岸国は,水中ならびに海底と地下の天然資...

排他的経済水域の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android