小出新村
こいでしんむら
[現在地名]中条町大出
南東は古館村、北は菅田村・山屋村、西は大出村に接する。寛文八年(一六六八)に大出村から分村したといわれ(「神社覚書」野尻重令氏蔵)、元禄郷帳には大出村枝郷として村名がみえる。また大出村の三九郎という者が開発したとも伝える(皇国地誌)。初め村上藩領に属し、宝永六年(一七〇九)以降幕府領、宝暦一一年(一七六一)の巡見使案内帳(高橋哲也氏蔵)によれば家数二・人数四で村役は大出村が兼帯していた。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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