小印南村(読み)こいなみむら

日本歴史地名大系 「小印南村」の解説

小印南村
こいなみむら

[現在地名]加西市小印南町

田屋たや村の南、油谷ゆだに川上流域に位置し、南は加東かとう青野原あおのがはら新田(現滝野町)。享保二年(一七一七)田屋村から分村して成立するが、当地の開発は早くから着手されかまはら・小印南・小印南新田を合せて小印南村と称するようになったと思われる。独立前の当地は高二一二石余・家数三七軒であったが、田屋村と離れており、年貢米搬出・諸事相談事に不便なため分村願が出され許可されたという(小印南町有文書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android