小国神社経塚(読み)おくにじんじやきようづか

日本歴史地名大系 「小国神社経塚」の解説

小国神社経塚
おくにじんじやきようづか

[現在地名]森町一宮

小国神社本殿の裏にあり、東西径二一メートル、高さ一・五メートル、南半部を欠する半円状の塚が遺存する。焼失した本殿改築に当たって、明治一八年(一八八五)墳丘の一部が削られ、経筒などが発見された。出土地点は現在の本殿下に当たる。出土品は銅製経筒三、「如法経」「(仁)安三年戊子九月十八日」と篦書のある土師質外容器、「天」と刻書された渥美産の壺、常滑産の大型甕、山茶碗、和鏡三・大刀二などで、遺物からみても一二世紀後半頃のものと推定される。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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