遺存(読み)イソン

デジタル大辞泉 「遺存」の意味・読み・例文・類語

い‐そん〔ヰ‐〕【遺存】

[名](スル)現在まで残っていること。
「其草案は今日迄―せり」〈竜渓経国美談

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精選版 日本国語大辞典 「遺存」の意味・読み・例文・類語

い‐そんヰ‥【遺存】

  1. 〘 名詞 〙 残りながらえること。あとに残ること。今に残ること。
    1. [初出の実例]「其草案は今日迄遺存せり」(出典:経国美談(1883‐84)〈矢野龍渓〉後)
    2. [その他の文献]〔陸機‐歎逝賦〕

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普及版 字通 「遺存」の読み・字形・画数・意味

【遺存】い(ゐ)ぞん

残されたもの。晋・陸機逝の賦〕親(しん)として日に稀(まれ)に、友靡靡(びび)として(いよいよ)索(つ)く。存にみ、什一千百に得。

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