小土呂村(読み)おどろむら

日本歴史地名大系 「小土呂村」の解説

小土呂村
おどろむら

[現在地名]大多喜町小土呂

横山よこやま村の北に位置する。大久保おおくぼ川が流れ、大多喜往還が南北に通る。文禄三年(一五九四)の上総国村高帳に村名がみえ、高六八六石。慶長二年(一五九七)に実施された検地帳があったが、宝永五年(一七〇八)に名主宅火災で焼失したという(正徳四年「村差出帳」小土呂区有文書)。慶長五年の大多喜藩領分高付帳(大木家文書)では高六八六石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android