小型電球(読み)こがたでんきゅう

日本大百科全書(ニッポニカ) 「小型電球」の意味・わかりやすい解説

小型電球
こがたでんきゅう

一般に形の小さい電球をいい、電圧50ボルト以下で使用されるものが多い。外径6ミリメートル以下のものを超小型電球ということがある。電球は球形円筒形が多く、口金はねじ込み型、差込み型および口金のないウェッジベース型がある。小型電球に属するものとして、自動車用(前照灯、室内灯、パイロット灯、尾灯、側灯、計器盤の表示用電球など)、航空機用、装飾用(クリスマス電球など)、自転車用、電子装置などのパネル表示灯用、懐中電灯用などがある。懐中電灯用、自転車用を一般に豆電球とよび、球形のものや、先端をレンズ状にしたものがある。超小型電球としては、時計文字盤用、パネル表示用、宝石照明用などがある。2000年代に入ってから、急速に発光ダイオードLED)へ置き換わりつつある。

[小原章男・別所 誠]


出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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