別所/別処(読み)ベッショ

デジタル大辞泉の解説

べっ‐しょ【別所/別処】

別の場所。
新しく開墾した土地。
仏語。
㋐本寺から離れた一定の区域内の、僧が修行のためにとどまる場所。別院。
㋑八大地獄に付属する小地獄。

べっしょ【別所】[姓氏]

姓氏の一。
[補説]「別所」姓の人物
別所毅彦(べっしょたけひこ)
別所長治(べっしょながはる)

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世界大百科事典 第2版の解説

べっしょ【別所】

本寺を離れて,侶や聖(ひじり)が在住・寄住して宗教生活を行う宗教施設およびそれを含む一定土地を別所という。こうした別所以前に,〈別墅(べつしよ)〉と表記して別荘を意味したり,八大地獄それぞれに付随する小地獄を意味する別所の例もある。しかし,ほぼ11世紀以後の別所は,一定の区画をもった土地とそこに建てられた堂宇,房舎などの施設とそこに在住・寄住する僧侶・聖とその宗教活動を包括したものになっている。

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日本の地名がわかる事典の解説

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世界大百科事典内の別所/別処の言及

【無主地】より

… ところで,無主の山,特に黒山(くろやま)や荒野は,有益・有利の地としての開発が求められ,開発者に私領主権が認められた。また,院政期には,無縁の聖(ひじり)等により,各地に数多くの別所が生まれた。これも,領主の許可をえて,無主の山や荒野を囲いこんで設けられたものである。…

※「別所/別処」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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