小場江堰(読み)おばえぜき

日本歴史地名大系 「小場江堰」の解説

小場江堰
おばえぜき

堰は初め下江戸しもえど(現那珂町)に長さ一〇〇間・高さ五間に造られたが、洪水で破壊し取水不能となったため、万治元年(一六五八)上流半里の小場村舟渡ふなどに移された。たつくち江堰・岩崎いわさき江堰とともに、永田茂衛門・勘衛門父子により開削された水戸藩三大江堰の一つ。那珂川から取水し、那珂川東岸の現大宮町・那珂町・水戸市・勝田市那珂湊市にまたがる約一千二三町歩を灌漑している。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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