小夜中(読み)サヨナカ

デジタル大辞泉 「小夜中」の意味・読み・例文・類語

さ‐よなか【小夜中】

真夜中。よなか。
「―と夜はふけぬらしかりが音の聞こゆる空を月渡る見ゆ」〈・一七〇一〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「小夜中」の意味・読み・例文・類語

さ‐よなか【小夜中】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「さ」は接頭語 ) 夜中。まよなか。
    1. [初出の実例]「狭夜中(さよなか)に友呼ぶ千鳥もの思ふとわびをる時に鳴きつつもとな」(出典万葉集(8C後)四・六一八)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android