小夜枕(読み)サヨマクラ

デジタル大辞泉 「小夜枕」の意味・読み・例文・類語

さよ‐まくら【小夜枕】

夜、寝るときに用いる枕。
「松が根のをじまが磯の―いたくな濡れそあまの袖かは」〈新古今羇旅

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「小夜枕」の意味・読み・例文・類語

さよ‐まくら【小夜枕】

  1. 〘 名詞 〙 夜、寝るのに用いるまくら。
    1. [初出の実例]「松がねのをじまがいそのさ夜枕いたくなぬれそあまの袖かは〈式子内親王〉」(出典:新古今和歌集(1205)羇旅・九四八)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android