小寺藤兵衛(読み)こでら とうべえ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「小寺藤兵衛」の解説

小寺藤兵衛 こでら-とうべえ

?-1886 幕末-明治時代の陶画工。
加賀金沢の人。絵師佐々木泉竜にまなび,染絵図案を制作。明治2年阿部碧海(おうみ)の九谷焼の陶画工場にはいり,13年から阿部が創設した岩花堂の陶画部を管理した。その間,石川県勧業試験場の陶画教授をつとめる。明治19年五十余歳で死去

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android