小将町(読み)こしようまち

日本歴史地名大系 「小将町」の解説

小将町
こしようまち

[現在地名]金沢市小将町・東兼六町ひがしけんろくまち

賢坂辻通けんさかつじどおりを挟んで味噌蔵みそぐら町の南に位置する武家地。東内総構堀と東外総構堀の間を占め、一部内総構堀西方をも含む町名として用いられた。三代藩主前田利常の頃に、当地に小姓組の士を集め屋敷地を与えたため生じた町名という(金沢古蹟志)。元禄六年(一六九三)侍帳では御小性町・小性衆町・御小性人町などともみえる。寛永二〇年(一六四三)御小姓頭に任じられた脇田直賢子孫が代々屋敷を構えている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む