小川出村(読み)おがわでむら

日本歴史地名大系 「小川出村」の解説

小川出村
おがわでむら

[現在地名]信楽町小川出

小川おがわ村の東にあり、もとは同村のうち。所伝によれば寛文年間(一六六一―七三)小川村疫病が流行し多数絶家のため領主多羅尾氏に上知されたが、延宝年間(一六七三―八一)再興入植開拓して小川村より独立したという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android