所伝(読み)ショデン

デジタル大辞泉 「所伝」の意味・読み・例文・類語

しょ‐でん【所伝】

文書口伝えによって、古くから伝えられてきたこと。また、物が代々伝わってきたこと。「所伝によれば」「当家所伝古文書

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精選版 日本国語大辞典 「所伝」の意味・読み・例文・類語

しょ‐でん【所伝】

  1. 〘 名詞 〙 文書・口伝えなどによって伝えられてきたこと。また、そのもの。
    1. [初出の実例]「我聞者、言阿難親従仏聞、所伝不謬、且欲外道我自然知之過」(出典:勝鬘経義疏(611)歎仏真実功徳章)
    2. 「平田篤胤は神字日文伝を著はし力めて上世所伝の文字とし」(出典:文芸類纂(1878)〈榊原芳野編〉一)

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