小川城遺跡(読み)こがわじよういせき

日本歴史地名大系 「小川城遺跡」の解説

小川城遺跡
こがわじよういせき

[現在地名]焼津市西小川三―六丁目

古代の東海道小川駅に比定される地域で、「駿河記」では「長者屋敷」として長谷川正宣の屋敷跡とされている地点である。昭和五四年(一九七九)から断続的に発掘調査が行われてきた。位置は志太しだ平野の北東部、海岸線から西へ約一・五キロの地点で、旧大井川によって形成された扇状地性沖積平野の北端部にあたる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android