小幟(読み)このぼり

精選版 日本国語大辞典 「小幟」の意味・読み・例文・類語

こ‐のぼり【小幟】

  1. 〘 名詞 〙 五月節供に飾る小さい幟。普通屋外の大幟の付属品であったが、転じて、座敷内に立てる幟をもいう。
    1. [初出の実例]「棹には小幟(コノボリ)花笠を大分吊し、三間余の大鯉を吊しあり。求馬、浪人の形にて、机の上にて小幟(コノボリ)を書いて居る」(出典歌舞伎梅柳若葉加賀染(1819)四立)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む