小憎い(読み)コニクイ

デジタル大辞泉 「小憎い」の意味・読み・例文・類語

こ‐にく・い【小憎い】

[形][文]こにく・し[ク]かんにさわって憎らしい。
「定めし昨夜平様と手を引き合うてござんせう。―・いことや」〈浄・氷の朔日

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精選版 日本国語大辞典 「小憎い」の意味・読み・例文・類語

こ‐にく・い【小憎】

  1. 〘 形容詞口語形活用 〙
    [ 文語形 ]こにく・し 〘 形容詞ク活用 〙 ( 「こ」は接頭語 ) 妙にしゃくにさわってにくらしい。こづらにくい。こにくらしい。
    1. [初出の実例]「人のひめをく道具などを見ては、ねをつけて、こにくきやうすなれば」(出典:咄本・戯言養気集(1615‐24頃)上)

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