小振(読み)こぶり

精選版 日本国語大辞典 「小振」の意味・読み・例文・類語

こ‐ぶり【小振】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 小さく振ること。振りが小さいこと。
    1. [初出の実例]「わざとらしい小ぶりな投球モーションをしていたが」(出典:死者の遺したもの(1970)〈李恢成〉)
  3. ( 形動 ) 他に比べてやや小さいこと。小形なさま。また、そのもの。⇔大振り
    1. [初出の実例]「昼はかの小曲物、又は茶入、茶碗も小ぶりなるにて」(出典:南方録(17C後)墨引)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android