小智は亡国の端(読み)しょうちはぼうこくのはし

精選版 日本国語大辞典 「小智は亡国の端」の意味・読み・例文・類語

しょうち【小智】 は 亡国(ぼうこく)の端(はし)

  1. なまじっか小智をはたらかせると、国を亡ぼす端緒を作ることになる。こざかしい策略亡国原因となる。
    1. [初出の実例]「さればにや小智は亡国の端(ハシ)邪智害毒の根と申すことの候なり」(出典:鎌倉北条九代記(1675)七)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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