小杉新村
こすぎしんむら
[現在地名]入善町小杉
黒部川右岸の河岸段丘が尽きる辺りの段丘下に位置し、北は荒又村、南は下山村・新屋村、西は青島村。近世初めまで黒部川の主流部の一流はこの辺りから古黒部村辺に注いでいた。宝永元年(一七〇四)の村名由来書上(清原家文書)によると、古くは小杉野とよばれ、寛永一二年(一六三五)に村立てが行われたという。寛文一〇年(一六七〇)の村御印によれば草高八二石、免四ツ二歩(三箇国高物成帳)。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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