小松伸六(読み)こまつ しんろく

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「小松伸六」の解説

小松伸六 こまつ-しんろく

1914-2006 昭和後期-平成時代の文芸評論家,ドイツ文学者。
大正3年9月28日生まれ。四高教授,立大教授をへて評論活動にはいる。昭和32年から56年まで「文学界」の同人誌評を駒田信二らと担当し54年菊池寛賞,57年「美を見し人は―自殺作家の系譜」で芸術選奨ほかに「ミュンヘン物語」など。平成18年3月20日死去。91歳。北海道出身。東京帝大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android