小板井村(読み)こいたいむら

日本歴史地名大系 「小板井村」の解説

小板井村
こいたいむら

[現在地名]小郡市小板井

宝満ほうまん川右岸に位置し、北は小郡町・大板井おおいたい村に接する。「和名抄」に記す御原みはら板井郷の遺称地で、中世は板井庄としてみえる。文禄四年(一五九五)一二月一日の小早川秀俊充行知行方目録(萩藩閥閲録)では三原みはら郡「小さかい村」(小板井村の誤記)の二六九石余など二千石が草苅重継の領知となっている。本高は三四三石余(元禄国絵図)。「在方諸覚書」では古高三七〇石・役高四二五石。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android