小林光政(読み)コバヤシ ミツマサ

20世紀日本人名事典 「小林光政」の解説

小林 光政
コバヤシ ミツマサ

大正・昭和期の内務官僚,新聞経営者



生年
明治25(1892)年1月

没年
昭和37(1962)年7月9日

出生地
栃木県

学歴〔年〕
東京帝大独法科〔大正6年〕卒

経歴
内務省に入り警視庁朝鮮総督府に勤務、大正13年正力松太郎に請われて読売新聞総務局長となったが14年退社。台湾総督府保安課長、警視庁官房主事、青森・高知各県知事、文部省教学局長官を経て昭和15年退官。同年読売新聞の九州日報合併で同社社長、17年読売新聞専務取締役、18年日本放送協会常務理事。同年大阪翼賛会総務局長、19年読売新聞社顧問で復社、20年専務取締役兼主事、21年公職追放で退社、社賓

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「小林光政」の解説

小林光政 こばやし-みつまさ

1892-1962 大正-昭和時代の官僚,新聞経営者。
明治25年1月生まれ。青森・高知県知事,文部省教学局長などを歴任。昭和15年退官後,正力(しょうりき)松太郎にまねかれ,報知新聞社副社長,読売新聞社専務をつとめた。昭和37年7月9日死去。70歳。栃木県出身。東京帝大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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