小止れる(読み)おだれる

精選版 日本国語大辞典 「小止れる」の意味・読み・例文・類語

お‐だ・れるを‥【小止】

  1. 〘 自動詞 ラ行下一段活用 〙 ( 「お」は接頭語 ) 少しゆるやかになる。勢いが少し衰える。
    1. [初出の実例]「此間当所にて出来たる発句左に出す。〈略〉糸車、手もおだれけり、秋のくれ」(出典:妹千代宛吉田松陰書簡‐安政元年(1854)一二月三日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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