日本歴史地名大系 「小沢根」の解説 小沢根おざわね 長野県:小県郡武石村小沢根[現在地名]武石村大字小沢根武石川の支流小沢根川下流沿いの集落。南は余里(より)と接し、北は下武石(しもたけし)と武石川を隔てて境をなす。ほかに保代(ぼだい)・山人(やまうど)などの集落がある。宝永三年(一七〇六)の武石村差出帳(上田藩村明細帳)に「当村枝郷小沢根」と記されている。文政一一年(一八二八)武石村は八ヵ村に分村し、小沢根村となる(池内正方氏蔵文書)。天保四年(一八三三)武石組八ヵ村の五人組御条目御請一紙帳(小県郡史)に小沢根村家数七一、五人組一五組となっている。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報