小沼新田(読み)こぬましんでん

日本歴史地名大系 「小沼新田」の解説

小沼新田
こぬましんでん

[現在地名]中之島村小沼新田

刈谷田かりやだ川左岸、大沼おおぬま新田の南にあり、中西なかさい村枝郷。上流赤沼あかぬま村の地と錯綜していたため、赤小沼あかこぬまと総称された。明暦三年(一六五七)とされる山通島通新田石高帳御高付(新発田市立図書館蔵)に五七石四斗余とある。元禄一一年(一六九八)の新田年号并枝村方角道法付(同館蔵)によれば寛永一〇年(一六三三)の開発。寛文七年(一六六七)と推定される御領内見分之書付(貴船家文書)では物成高六七石八斗余、家数一四・人数一〇六。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android