日本歴史地名大系 「赤沼」の解説
赤沼
あかぬま
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
…耶麻(やま)郡北塩原村に属する。1888年の磐梯山爆発によって流下した泥流のくぼ地に湛水したもので,檜原(ひばら)湖畔より東へ約3kmにわたって弥六沼,柳沼,青沼,瑠璃(るり)沼,弁天沼,竜沼,深泥(みどろ)沼,赤沼,毘沙門沼などの小湖沼が点在する。吾妻火山の火口湖や,日光白根山付近の堰止湖にも同名の沼があるので,とくに磐梯五色沼ともいう。…
…だいだらぼっちの足跡が湖や池になったという伝説は多い。上野国(群馬県)の赤沼も,ダイダラボッチが赤城山に腰かけてふんばった足形の水たまりだと伝えられている。またこの赤沼の主は伊賀保の沼の主に嫁いだという伝承もあって,二所の水の神の交渉というモティーフを示している。…
※「赤沼」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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