小温い(読み)こぬるい

精選版 日本国語大辞典 「小温い」の意味・読み・例文・類語

こ‐ぬる・い【小温】

  1. 〘 形容詞口語形活用 〙
    [ 文語形 ]こぬる・し 〘 形容詞ク活用 〙 ( 「こ」は接頭語 )
  2. 湯などが、ややぬるい。
  3. やや軟弱だ。いくらかおっとりしている。
    1. [初出の実例]「歌道ぶすきの人、連歌、誹諧をする人を目尻にかけ、公家、殿上人のやうにこぬるきわざなり〈略〉といふ人多し」(出典:仮名草子・身の鏡(1659)下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android