小玉銀(読み)コダマギン

精選版 日本国語大辞典 「小玉銀」の意味・読み・例文・類語

こだま‐ぎん【小玉銀】

  1. 〘 名詞 〙まめいたぎん(豆板銀)」の異称。
    1. [初出の実例]「近年は今の小判にても小玉銀にてもよく通用する也」(出典:随筆・西遊記(新日本古典文学大系所収)(1795)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の小玉銀の言及

【豆板銀】より

…江戸時代の銀貨の一種。丁銀(ちようぎん)の補助貨幣的な役割を果たし,その形状が小粒であったところから小粒銀・小玉銀とも呼ばれる。量目は1個1~10匁くらいであった。…

※「小玉銀」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む