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豆板銀 まめいたぎん

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

豆板銀
まめいたぎん

小粒,小玉,小玉銀ともいう。江戸時代の銀貨幣の一つ。秤量貨幣で目方は5匁 (19g) 程度。丁銀補助貨幣

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デジタル大辞泉の解説

まめいた‐ぎん【豆板銀】

江戸時代の銀貨の一。目方が5匁(もんめ)(約19グラム)前後の称量貨幣で、丁銀(ちょうぎん)の補助として用いた。小粒(こつぶ)。粒銀(つぶぎん)。小玉銀。豆銀。

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百科事典マイペディアの解説

豆板銀【まめいたぎん】

江戸時代の銀貨。形状から俗に小粒(こつぶ),小玉銀(こだまぎん),露銀(つゆがね)とも。1個が1〜10匁(1匁=3.75グラム)ぐらいの秤量(ひょうりょう)貨幣。
→関連項目慶長金銀天保金銀文政金銀宝永金銀

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世界大百科事典 第2版の解説

まめいたぎん【豆板銀】

江戸時代の銀貨の一種。丁銀(ちようぎん)の補助貨幣的な役割を果たし,その形状が小粒であったところから小粒銀・小玉銀とも呼ばれる。量目は1個1~10匁くらいであった。豆板銀には慶長豆板銀(慶長6年(1601)鋳造)のほか,元禄豆板銀(元禄8年(1695)),宝永二ッ宝豆板銀(宝永3年(1706)),宝永三ッ宝豆板銀(宝永7年),宝永四ッ宝豆板銀(宝永8年),正徳・享保豆板銀(正徳4年(1714)),元文豆板銀(元文1年(1736)),文政豆板銀(文政3年(1820)),天保豆板銀(天保8年(1837)),安政豆板銀(安政6年(1859))の各種が見られる

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大辞林 第三版の解説

まめいたぎん【豆板銀】

江戸時代に通用した秤量しようりよう銀貨。秤量は五匁前後で、丁銀の切り遣いを避けるための補助貨幣として使用。小粒。小玉銀。豆銀。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

豆板銀
まめいたぎん

江戸時代の銀貨。小玉(こだま)銀、小粒(こつぶ)ともいう。秤量(ひょうりょう)貨幣で、形は丸い小塊。重さは5匁(18.75グラム)前後のものが多いが、1匁(3.75グラム)から10匁(37.5グラム)内外まで一定していなかった。豆板銀は銀座において、丁銀(ちょうぎん)と同じ品位でつくられ、「常是(じょうぜ)」「宝」および大黒(だいこく)像のうち一つが極印(ごくいん)として打たれた。豆板銀は丁銀の補助的役割を果たし、丁銀が封包(ふうづつみ)されるとき、その定量を満たすのに利用された。のちに計数貨幣の五匁銀、二朱銀、一朱銀がつくられると、通貨としての重要性が失われた。[滝沢武雄]

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世界大百科事典内の豆板銀の言及

【安政金銀】より

…1858年(安政5),日米修好通商条約が締結され,そのなかで外国貨幣の同種同量での通用が承認された。幕府は翌6年に貨幣の改鋳を実施し,同年6月に安政小判・同一分金・同二朱銀を,ついで8月に安政一分銀を,さらに12月に安政丁銀・同小玉銀(小粒銀・豆板銀)を発行した。そのほかに,安政3年6月には安政二分金を鋳造した。…

【銀】より

…徳川氏は1601年(慶長6)大黒常是の極印銀を採用して彼を銀座の吹人に任用した。慶長の丁銀,豆板銀がこれである。当時は諸藩,諸地域で鋳造された極印銀も多く,灰吹銀とともに通用していて,その範囲や量は判金,玉金などより広くまたはるかに多い。…

【銀座】より

…江戸幕府の銀貨鋳造所をいう。金座が本来は小判,一分金の鋳造所であったのと同様に,銀座も本来は秤量貨幣としての丁銀(ちようぎん),豆板銀の鋳造所であった。はじめは幕府の留守居年寄に,1689年(元禄2)からは勘定奉行に属した。…

【丁銀】より

…江戸時代の銀貨の中心をなすもので,形状はナマコ(海鼠)形の銀塊,量目は43匁(1匁=3.75g)内外であった。金貨の大判,小判,二分金,一分金,二朱金,一朱金が額面の明示されている定位貨幣であったのに対して,銀貨の丁銀,豆板銀(小粒銀)は使用のつどその量目を調べなければならない秤量貨幣であった。豆板銀は1個1~10匁くらいで丁銀の補助的役割を果たした小額銀貨であった。…

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