小穴村(読み)こあなむら

日本歴史地名大系 「小穴村」の解説

小穴村
こあなむら

[現在地名]上山市小穴

小穴峠により置賜おきたま二井宿にいじゆく(現東置賜郡高畠町)に通ずる。東は細谷ほそや村。地名波形なみがた蓬莱ほうらい沢にある風洞風吹かざふき穴に由来するといわれる。正保郷帳では田方七六四石余・畑方三七五石余。元禄一一年(一六九八)の村明細帳(三浦文庫)では高七九三石余、うち新田一四石余、反別は田四二町二反余・畑二七町三反余で、銭四貫八〇〇文・薪一一九駄が課された。同年の人別改帳(西郷村誌稿)では家数六六・人数三九六(男二三九・女一五七)。出稼奉公人が多く、上山および領内他村へ男三〇・女一四、他領へ男一五の計五九人が出ている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む