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究竟 くきょうuttara

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

究竟
くきょう
uttara

仏教用語。「より高い」のから,究極を意味する。また,「事物を徹底的にきわめる」の意にも用いられる。また「絶対」の意。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

デジタル大辞泉の解説

きゅう‐きょう〔キウキヤウ〕【究×竟】

物事をきわめた、最高のところ。究極。くきょう。くっきょう。「究竟の目標」
つまるところ。結局。

く‐きょう〔‐キヤウ〕【×竟】

仏語。物事の最後に行きつくところ。無上。終極。
極めてすぐれていること。また、そのもの。
「主従三騎―の逸物(いちもつ)どもにて」〈平治・中〉
極めて都合がよいこと。あつらえむき。くっきょう。
「卒爾(そつじ)の用にも叶ひて―の事にてあるなり」〈後鳥羽院御口伝

くっ‐きょう〔‐キヤウ〕【×竟】

《「くきょう」の促音添加》
[名・形動]
きわめて力の強いこと。すぐれていること。また、そのさま。屈強。
「跡に残ったのは―の若者ばかりである」〈鴎外阿部一族
たいへん好都合であること。また、そのさま。あつらえむき。
「私のようなものにとってはまことに―な世界であった」〈中勘助銀の匙
[副](スル) つまるところ。結局。畢竟(ひっきょう)。
「―するに善悪正邪の区別は」〈透谷内部生命論

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

きゅうきょう【究竟】

( 名 ) スル
物事をそのきわみまで突き詰めること。また、そのきわみ。究極。くっきょう。 「 -の目的」 「其効を生ぜし所以を-する/民約論

くきょう【究竟】

〔「く」は呉音〕
〘仏〙 絶対で最上であること。
最後に到達する所。究極。 「天に生ずる事得て-解脱せむ/今昔 7
きわめて優れていること。最上。くっきょう。 「主従三騎-の逸物どもにて/平治

くっきょう【究竟】

〔「くきょう」の促音添加〕
( 名 ・形動 ) [文] ナリ 
きわめてすぐれていること。すぐれて強いこと。また、そのさま。屈強。 「 -の弓の上手どもが矢先を揃へて/平家 4
たいへん好都合な・こと(さま)。 「手古摺てこずつた関係から逃げるには這般こんな-な事はない/復活 魯庵
( 副 ) スル
つまるところ。結局。きゅうきょう。 「 -するに」

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

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